3角思考の観光学


なぜ3角形?


観光学を3角思考で考えると体系的に学びやすい理由を最初に説明します。ものごとには関わる要素が様々に存在しますが、3つに整理することで体系的にわかりやすくなります。図のようにA・B・C3要素を3角形でつなぐと、そこにはab・bc・acの3つの関係が見えてきます。これが4角形だと諸要素を結ぶ関係は6つになり、5角形だと10にふえます。つまり要素が多くなるほど関係性が複雑になり体系的理解が難しくなるのです。



 

これは人間関係に置き換えると分かりやすいですよね。「3人よれば文殊の知恵」という諺がありますが3つの要素に3つの関係という構図は客観性を持って事象を分析する上で効果的なアプローチです。



 

ただし、ここで選ぶ3つの要素はなんでも良いわけではありません。互いにバランスのとれた要素を選択することが学びを高めるポイントになります。「3角思考の観光学」では3つの例を紹介しますので、観光市場が体系的に見えてくるか確認してみてください。


著者:江藤誠晃
ツーリズム・プロデユーサー、旅行作家。

NEXT TOURISM 理事、観光甲子園統轄プロデューサー。