日本史の中の地元


ゆかりの人物に注目

An ukiyo-e of Oda Nobunaga strikes Akechi Mitsuhide in "Shinsen-Taikōki"

3角思考の観光学の「時間・空間・人間」の中で、全ての観光活動は時間と空間と人間という3軸が交差する場所に生まれる「物語」の体験であると記しましたが、これは文化庁が地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語る「ストーリー」を日本遺産としていることに通じています。

物語はそこに登場する人物によって成り立ちますから、地元観光の活性化を考える際にまず調べてみるべきは日本史に登場する様々な歴史上の人物と地元との関係性です。

 



毎年NHKの『大河ドラマ』の舞台として取り上げられる地域にはたくさんの観光客が訪れますが、これは戦国時代や明治維新など日本史における激動の時代を生きた人物たちのドラマを追体験する観光体験に価値があるからです。


上図は2020年大河ドラマ『麒麟がくる』の主人公である明智光秀と主君織田信長を描いた浮世絵師・歌川豊宣の『新撰太閤記』という作品ですが、居城のあった滋賀県大津市や京都府福知山市などが観光地として注目されそうです。



 

観光による地域活性化に際しては、地元に残る史実にはどのような人物が関係しているのかを調べることでオリジナルな観光開発シナリオが生まれてきます。

 

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著者:江藤誠晃
ツーリズム・プロデユーサー、旅行作家。

NEXT TOURISM 理事、観光甲子園統轄プロデューサー。