世界遺産と日本遺産


着実に増える観光遺産

世界遺産公式サイト

日本遺産公式サイト


先頃「百舌鳥・古市古墳群」が大阪府として初めての世界文化遺産に登録される見通しとなったことが発表されました。正式に登録されると日本の世界遺産は24件となります。

 

世界遺産は人類が共有すべき顕著な普遍的価値を持つ文化財、景観、自然などをユネスコの世界遺産条約に基づいて登録するもので、1972年にスタートした制度です。日本初の世界遺産は1993年に登録された「法隆寺地域の仏教建造物」と「姫路城」の2文化遺産及び「白神山地」と「屋久島」の2自然遺産ですから、それから四半世紀の間に登録遺産が着実に増えていることがわかります。特に2010年度以降にハイペースで件数が増えていることと訪日観光市場の拡大は密接に関係していると考えられます。



 

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また、2015年からは日本遺産の認定事業が展開されています。こちらは地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを文化庁が認定するもので、世界遺産と違って地域の遺産を地域活性化のために活用することを目的としていています。


ストーリーには単一の市町村内で完結する「地域型」と複数の市町村にまたがる「シリアル型(ネットワーク型)」の2種類があり、平成30年までに67件が認定を受け、国内外から観光客を集めるための素材として注目すべき取り組みです。

 

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著者:江藤誠晃
ツーリズム・プロデユーサー、旅行作家。

NEXT TOURISM 理事、観光甲子園統轄プロデューサー。