エアポートから学ぶ


ネットワーク化された日本

国土交通省が公表している空港分布図を見ると、日本には97もの空港が存在することがわかります。



 

その中で国土交通省の直近データを見ると国際線が就航している空港は30カ所。今や東京・大阪・名古屋といった都市圏だけでなく、全国各地の都市が日本を目指す外国人観光客にとっての玄関口となっているのです。

 



今、日本の訪日観光市場の大きな問題となっているのが「オーバーツーリズム」と呼ばれる観光公害。特定の観光地に耐えられる以上のツーリストが押し寄せることでゴミの増加や渋滞による地域住民への悪影響が生まれ、場合によっては貴重な文化遺産や景観までもが損失の危険に至るケースがあるのです。



 

地方空港を基点とするインバウンド観光市場の活性化は「集中から分散」の効果によってオーバーツーリズム対策となりますし、今後増えてくる日本観光のリピーターに対して多様な選択肢を準備することにもなります。



 

さらに観光立国・日本の魅力は全国に張り巡らされた鉄道網、道路網の存在です。30の国際線就航空港とそれらを組み合わせれば、日本中のあらゆる観光地が訪日観光客にとって無理なく訪れることができる目的地になるはずです。



 

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著者:江藤誠晃
ツーリズム・プロデユーサー、旅行作家。

NEXT TOURISM 理事、観光甲子園統轄プロデューサー。