太平洋戦争に学ぶ


平和のシンボル


真珠湾に浮かんでいるような第二次世界大戦武勲記念史跡は太平洋戦争開戦時に日本帝国海軍の攻撃で沈んだ戦艦アリゾナの上に交差するように建つ記念館です。



 

2016年12月、日本の安倍首相がこの地をオバマ大統領と共に訪れ慰霊演説を行いました。同年5月に来日したオバマ大統領は現職大統領として初めて被爆地・広島を訪問し慰霊碑に献花して演説を行いましたが、この相互訪問は太平洋戦争という20世紀における人類の負の遺産を乗り越えようとする貴重な出来事でした。

 


太平洋戦争は1941年12月7日の真珠湾攻撃に始まって1945年8月6日の広島原爆投下で15日に終戦。9月2日に東京湾上に停泊していた戦艦ミズーリの艦上で、ポツダム宣言を受け入れる日本の降伏文書署名が行われて正式に終結しました。

 


1991年に退役した戦艦ミズーリは戦艦アリゾナと向かい合うように真珠湾に係留され、戦争の歴史を伝える資料館になりました。つまり、真珠湾は太平洋戦争の始まりと終わりが展示される貴重な平和学習の地となっているのです。



 

太平洋戦争開戦当時、日系人社会はハワイ総人口の40%前後を占めていましたが、米国から「敵性外交人」とみなされた多数の人が収容所に送られました。また、その汚名を挽回し米国への忠誠心を示すために欧州の戦地で闘った日系二世の部隊は数多くの勲章を授与されましたが、その中でも最も有名な人物が日系人初のハワイ州選出連邦議員となったダニエル・イノウエです。ホノルル国際空港は2017年にこの人物の功績を称えてダニエル・K・イノウエ国際空港に名称を変更しました。


 

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著者:江藤誠晃
ツーリズム・プロデユーサー、旅行作家。

NEXT TOURISM 理事、観光甲子園統轄プロデューサー。